ソムリエとして
「野菜が大好き!」・・・それが野菜ソムリエを目指したきっかけでした。
美味しい野菜を探し求めていくうちに大地の恵みをしっかりと吸収して育った
野菜は本当に美味しいと感じました。育てる人が愛しめば愛しむほど
味がどんどん深まっていく。その美味しさをたくさんの方々に
お伝えしたいと思いました。
皆様や私たちにはそれぞれ歩んできた人生のストーリーがございます。
一つ一つの野菜にも「なづ菜」で皆様にお会いするまでのストーリーがございます。
そのストーリーと共に最適な保存方法や調理方法などを皆様にお伝えいたします。
また旬の今だからこそできる意外なコラボレーションの提案など、
ご帰宅されてから皆様のお口に入る瞬間の感動までをサポートいたします。
それが野菜ソムリエとしての私の役目だと考えております。
ジュニアマイスターとして
岡山にはまだそれほど知られていない調味料の製造元や醸造元がございます。
戦前の日本には素晴らしい伝統製法でつくられた調味料が各地にありました。
しかし、戦争そして高度経済成長と生産性と効率性を国民は強いらてまいりました
その結果、生産性の悪い非効率的な製法は急加速に消え去っていきました。
私は岡山県内のほぼ全ての製造元や醸造元を訪ねました。
県内には数百年という歴史の長い蔵がたくさんあり、
その中でも「本物で美味しいものを作り後世に残したい」と一生懸命作られている方々に出会いました。
「本物」を作るためには私たちには想像できないくらいの手間と時間が必要です。
そして、その蔵だけに住まう酵母や菌が気候や生産者のサポートに応じて工程を担います。
だからたくさんは作れません。大手のように宣伝もしていません。
だから世に知られていないのです。
ただ黙々と自然と対話をしながら本物の美味しさを追求されていらっしゃいます。
そんな岡山の誇るべきこん身の作品を
素材、製法、生産者さまをあわせて皆様にご紹介したいと思っております。